田舎暮らし

田舎暮らし

 八ケ岳南麓に東京から引っ越してきて、もう19年になりました。初めの頃、どこもかしこも行き止まりだった道も、いつしか舗装され、車を飛ばして通り過ぎていきます。ほんのちょっと立ち止まる余裕があれば、もっと自然と仲良くなれるのに、、、残念です。

奥秩父から、富士山、南アルプス、八ケ岳が一望でき、朝に夕に、その色の変化に飽くことなく、時の過ぎるのを忘れたこともありました。でも、その素晴らしさに慣れてしまうと、感激もいつしか薄れていくものです。あの時の感激を、もう一度味わいたくて、私たちの田舎暮らしを綴ってみようと思います。

 ここでは田舎暮らしのメリット・デメリットなどの体験談を、少しずつご紹介していきます。

1. 「八ケ岳」ってどこにあるの?

2. 仕事のこと

3. 八ケ岳オフ

4. 秋の味覚

5. 土地探し

6. 私たちの失敗

7. バーベキュ大会

8. ささやかなご褒美('01/01/03)

9. 我が家付近から見る八ヶ岳、富士山、甲斐駒ヶ岳、日の出

 「八ケ岳」ってどこにあるの?

八ヶ岳連峰は本州のほぼ中央に位置し、山梨県と長野県の県境にまたがる2900m級の山脈です。主峰赤岳(2899m)を中心に北八ヶ岳、南八ヶ岳の山々が聳えています。その南側のすそ野に広がる高原に私たちの住んでいる森があります。標高1000mのこの高原では、湿度が低いので夏でもクーラーなしで暮らせます。


 仕事のこと

私たち夫婦は、二人とも山が好き。どちらかと言えば、都会暮らしが苦手な方でした。だから、仕事も自然の中で出来たらいいな、、、との思いからサテライト・オフィス・スタイルの仕事環境を目指しています。そんな折りにリクルート社 テクノロジービーイングの'96年1月号特集記事「技術者の憧れる働き方」に紹介されました。ここに転載させていただきます。サイズが大きので見る方は覚悟してください。

「SOHO」と言う雑誌の取材がありました。'97年12月20日に出版された 「SOHO コンピューティング 1月増刊号」に紹介記事が掲載されましたで何かの折りにでも見てください。

八ヶ岳山麓で同じような仕事をやっている方がいらっしゃいましたら、お知らせください。情報を集めておりますのでご協力ください。

リクルート社 テクノロジービーイング
'96年1月号特集記事より(121Kb)

 八ケ岳オフ

関西からバイクで6時間もかけてきてくれた某中学の先生

パソコン通信はオンライン。パソコン通信で知り合った仲間が集まって、ワイワイやるのがオフラインパーティ。

8月の初めに、八ケ岳でオフをやりました。仲間は各地から集まってくれました。中には関西からバイクで6時間もかけてきてくれた人もいたんですよ。

一日目は、白州町にあるサントリーのウイスキー工場見学に行きました。ここでは、ウイスキーの製造工程を見た後に、ウイスキーの試飲をさせてくれます。仲間はみんなこれがお目当てです。きれいなお姉さんが説明してくれるのも、魅力です。それとここにあるレストランの、530円のビーフカレーはお薦めです。値段の割にとても美味しいのです。

夕食は学生時代に戻って、合宿のようにみんなで作りました。本当は、豪勢にやりたかったのですが、O−157の関係で、なまものは一切やめにしました。そこで考えたのがお鍋です。これならかなり安全のはずですから。この暑いのに、、、って思われるかも知れませんが、扇風機をまわしながら、これも結構いけました。潜伏期間も一応クリアしたようだし、、、。

八ヶ岳オフ参加メンバー
二日目は、吐竜(どりゅう)の滝のハイキング。夕べは、、、というより、今朝寝たと言ったほうが正解なのですが、8時にはみんな起きていました。バイクで帰る彼を送って、別荘を片付けていよいよ出発です。吐竜の滝は大泉村にある、とてもきれいな滝です。八ケ岳横断道、通称、鉢巻き道路の東沢橋の下にあります。

吐竜の滝の入り口から、流れ出る川のそばを滑らないように歩きます。ここは涼しくて、別天地の感があります。吐竜の滝までは、それほど時間はかかりません。そこから清里の清泉寮まで、コースがあります。時間があったら、清泉寮のソフトクリームが食べたかったのですが。秋になると八ヶ岳横断道の東沢橋から見る紅葉は、圧巻です。機会があったら、ぜひ行ってみてほしいスポットです。

二日間、八ケ岳を満喫してみんなは帰って行きました。

 秋の味覚

八ヶ岳のしょうげんじ

 暑かった夏がいつの間にか過ぎ去って、八ケ岳はもうすっかり秋です。くいしんぼうの私が、八ケ岳に住んでよかったな、、、と思うのは、山の幸が溢れる秋です。
 秋の味覚は、何と言っても「きのこ」ですよね。今日は、初物、、、「しょうげんじの土瓶蒸し」を食べました。「土瓶蒸し」と言えば、「まつたけ」に決まっているようですが、私たちは「しょうげんじ」です。名前も聞いたことがない方が多いと思いますが、これが本当に美味しいんです。「松茸の土瓶蒸し」は、松茸の量がそんなにたっぷり、、、と言うわけにはいかないと思うのですが、近くの山で採ってくる「しょうげんじ」は、タイミングがいいと茸ばっかりの「土瓶蒸し」が、出来上がります。負け惜しみに聞こえるかも知れないけど、松茸以上に美味しいと思っています。ま、「松茸の土瓶蒸し」の記憶は、遥か彼方に行ってしまってるので、比較にはならないかも知れませんが。

 土地探し
 去年、ホームページをオープンしてから、いろいろな方からメールを頂きました。なんらかの形で田舎暮らしを希望されてる方が、多いのに驚いています。中には、もう実際に土地探しをされてる方もいらっしゃいました。
 そこで今年は、土地を探す場合、知っていて損をしない、ちょっとしたポイントを書いてみたいと思います。

良さそうな土地を見つけたら

近所の人に様子を聞いてみましょう。(永住している人だったらベターです)
 いろいろなことがわかります。
 例えば、ペットの鳴き声がうるさいとか、夏場など夜中までうるさいとか。
・近くに騒音、悪臭などを出すような作業現場や設備がないこと。
 牧草地が近くにあると、春先の肥料まきの時など、のどかな臭いがあたり一面漂ったりします。
・近所付き合いの問題などもチェックが必要です。
 これから長いご近所づきあいになるので、周りにはどんな人たちがいるのか。
 もっとも、自分たちより後から来る人まではチェックできませんが・・・。
天候の悪い時にもチェックを入れてみましょう。
 大雨の後など、水がしみ出ていたり、小さな流れになっていたりすることがあります。
土地会社から購入する場合、その会社の評判をチェックするのも賢明な方法です。
 周辺に住んでいる人は、意外と評判を知っています。
水や、ごみの問題は特にチェックが必要です。
 自分たちが使う水は、どんな水なのか、人任せにしないで調べる必要があります。私たちも、水についてはチェックが甘かったと思っています。(これについては、反省も含めて次回に書いてみようと思います)

 私たちの失敗

八ケ岳に別荘地を持った時、まず水のきれいさに感激しました。都会で水道の水を飲みつけていた私たちにとって、湧き水は憧れでした。
別荘地販売会社の話では、湧き水を汲み上げて供給している、、、とのことでした。ここは、湧き水が飲める。こんなに水がおいしかったのかと長い間感激していたものです。
ところが、大雨が降ったりすると、水が濁るような気がするし、なんとなく生臭い匂いがする時がありました。それでも、ずいぶん長い間その原因を調べる気もなかったのです。それが、3年くらい前のゴールデンウィークの頃に濁り水が出たのをきっかけに、遅ればせながら水源を調べたことから始まりました。
ある時、ふと不安になり別荘地管理会社は「水質検査をしているのだろうか?」と、管理会社に問い合わせしたところ「年1回実施しているので、飲み水として問題はない。殺菌はしてないので、したほうがいいかどうかはオーナー側で話しあってほしい」との回答がありました。
水が濁った件で再度、検査結果を知らせてほしい旨、依頼したところ、驚いたことに「ここ2、3年は検査していない」とのことでした。現実には3年以上も検査をやってなかったわけです。そこで私たちは、我々が飲んでいる水の水源はいったいどこにあるのだろう、、、と言うことで、調査しすることになりました。
(次回に続く)


ささやかなご褒美

20世紀の終わりに、初めて自分のために絵を買いました。作者は、八ケ岳山麓に永住された方ですが、あたたかい、やさしい絵です。すっかり気に入りました。
母の介護を始めて、丸5年。
頑張ってきた私にご褒美です。

(ひとこと)
昨年2月、卒寿を迎えた母は「百人一首」が得意です。坊主めくりが得意な(?)私達には、信じられません。娘の頃の記憶の中で、一番輝いている母です。


ホームページに戻る